(画像: BGR)
シンガポールのキャリア・M1が、軍人向けにカメラを取り外した改造iPhone 4・4Sを販売していることは、すでに様々なサイトで報じられています。驚きなのは、このiPhoneは通常のiPhone 4・4Sからカメラユニットを取りはずして販売していることです。
この作業については、シンガポールのキャリアがやっていることですから、当然Appleも知っているはずです。ということは、Appleが改造を認めているのでしょうか? それとも黙認でしょうか?
カメラ無しiPhoneが必要な理由は、シンガポールでは軍人のカメラ付き携帯所持が禁止されてることです。全ての軍人に適用するのは厳しすぎる気がしますが、情報管理を徹底しているのでしょう。
背景にはシンガポールは徴兵制の国なので、小さな国ながら職業軍人も合わせると7万人以上の軍人がいます。他に兵役終了後の予備役兵(年間40日以上の訓練が必要)も22万人以上いますから、カメラなし携帯の需要があるようです。
それにしても、あのAppleがカメラユニットを取り外すことに対して、クレームを付けないのは意外です。ただし、カメラユニットの取り外しによってAppleの補償が受けれないため、M1が独自に保証を付けて販売しています。
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