ロイターが次世代iPhoneとは別に新興国用のモデルとしてiPhone 4の8GBモデルが生産されると報じています。
以前から、iPhone 4Sとして廉価版モデルが発売されるという噂がありましたから、驚きはありません。iPhone 4の8GBモデルは比較的所得の低い新興国用モデルという側面があるのかもしれませんが、アメリカ国内用としても廉価版モデルを必要としているのではないでしょうか。
なぜなら、AT&Tでは現在もiPhone 3GSの8GBモデルが、2年の縛りで49ドルの低価格で販売され、馬鹿にできないほど売れ続けています。(2011年第2四半期のスマートフォン売上ランキングではiPhone4に続いて堂々の2位です)
新iPhoneの発売にともなって、2世代前の3GSは廃版にせざるを得なくなるため、キャリアは新たな廉価版を必要としているのです。
日本国内ではiPhone 4の16GBモデルが2年の縛りで、実質0円で販売されていますから、8GBモデルの発売はないでしょうね。
過去記事→アメリカでiPhone 4が14ヶ月間、iPhone 3GSが26ヶ月も売れ続ける理由
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