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自炊代行業者を訴えた作家先生方はドン・キホーテなのか？

BLOGOSの『作家先生って意外と情弱な件〜時代の流れに逆らい既得権益を擁護するドンキホーテのような「道化役」』という記事を読んで、東野先生を始め、自炊代行屋を訴えた先生方に対して、寂しいような、腹立たしいような複雑な気分になりました。

作家の先生にしてみれば、出版社や編集者には「育ててもらった」「（接待を含め）何かとお世話になった」という意識が強くて、擁護したいのでしょうが、最終的には「じゃ、読者はどうなるの？」という疑問が残ってしまいます。

電子書籍にもメリット・デメリットがありますし、リアル書籍にもメリット・デメリットがあります。しかし、世の中の流れとして、世界的な電子書籍普及の流れは止められないでしょう。（もちろん、ITの格差問題という新たな問題を生むことは確かですが）当分の間は、リアル書籍と電子書籍が平行して販売されるでしょう。

今回の記事を読むと、有名作家の先生方は読者ではなく、まるっきり出版社側について訴訟を提起したように見えます。そうは思いたくないのですが、先生方の意識の中では、読者よりも出版社の方が重要になっていることが証明されたような気がします。

7人の作家と出版社間に存在するのはズブズブの関係なんでしょうか？　素人なので業界のことはよく分かりませんが、もっとビジネスライクに権利関係をスッキリさせ、ドライなつきあい方をした方が、読者のためになるのではないでしょうか？

あくまでも本は読者のためであり、出版社のためではないことを関係者の方々はお忘れなく！

Amazonが電子書籍ストア（Kindle Store）の年内オープンを断念！？

Amazonが年内に予定していた日本国内での電子書籍ストア（Kindle Store）のオープン（サービス開始時期）について、来年にずれ込む見通しになったと47NEWSが報じています。

理由は大手出版社との契約難航です。大手出版社が価格決定権をAmazonが持つことに対して反発しているようです。

「ぴあ 」が電子版（無料）で復活していた！

今年の7月に惜しまれながら休刊した情報誌「ぴあ 」の映画欄が独立し「ぴあ + plus（通常号）」として復刊しました。

12月16日より電子版として発刊されています。電子版はHTML5で製作されているので、HTML5対応の最新のブラウザさえあれば、どのデバイスからも見ることができます。

ページ数は創刊号で46ページです。今後、ウィークリーマガジンとして毎週金曜日に更新されます。

→ぴあ + plus

AppleがiTuenesストアで、絵本「The Beatles Yellow Submarine」を無料配布！

Appleが絵本「The Beatles Yellow Submarine」をiTuenesストアで無料配布しています。

英語の絵本ですが自動読み上げ機能を搭載し、ネイティブの朗読を聴くことができます。他にもアニメーション、音声、音楽、動画が挿入され、楽しい絵本になっています。

でも、何と言っても嬉しいのはビートルズの絵本であると言うことです。全編にわたって4人のメンバーが登場し、文章中の太字の部分（楽曲名）をタップするとビートルズの音楽が流れます。

ダウンロードした絵本は、iBooksで読むことができます。ファイルサイズはちょっと大きくて317MB です。

ストア→The Beatles Yellow Submarine

ジャストシステムがEPUB3.0の電子書籍を作成できる「一太郎2012 承」発売！（2012年2月10日予定）

電子書籍を作成したいと思っている人にはグッドニュースです。

日本語ワープロソフトの老舗ジャストシステムがEPUB3.0の電子書籍が作成できる「一太郎2012 承」を2012年2月10日に発売します。価格は21,000円です。（希望小売価格）

EPUB3.0は電子書籍の国際的なフォーマットでiPhoneやiPadのiBooksも採用しています。3.0になって初めて縦書きがサポートされ、日本語でも使いやすくなりました。

自作の電子書籍を出版してみたいと考えている人には、比較的低価格で作成できるので朗報ですね。

→一太郎 承

林檎：今のところ、動作環境はWindowsのみのようです。Macへの早急な対応を望みます。Boot Campは面倒ですからね。