新MacBook Airは、外見上の変更はほとんどなく、内部的なアップグレードが図られています。
CPUがSandy BridgeからIvy Bridge、GPUがIntel HD Graphics 3000からIntel HD Graphics 4000へと変更されています。
さらにSSDも高速化されるなど、パフォーマンスの向上が図られていますが、ストレージ容量の増加はありません。
［MacBook Air］※旧→新
11インチ：64GB￥84,800→（価格改定なし）
11インチ：128GB￥102,800→￥94,800（△8,000円）
13インチ：128GB￥110,800→￥102,800（△8,000円）
13インチ：256GB￥138,800→￥128,800（△10,000円）
11インチ64GBモデル以外は値下げされています。
→MacBook Air（スペック）
ここ一両日、Apple関係の話題は、デザインを含めて大きく変化する新MacBook Proに集中しているました。同じく新バージョンがリリースされる予定のMacBook Airが、ほとんど話題として登場しないのは、CPUやメモリなど、マイナーなアップグレードにとどまり、ボティ形状などの大きな変化がないためでしょうか。
しかし、ここにきて9 to 5 Macが新MacBook AirにはRetinaディスプレイが搭載されるだろうと報じています。すでにiPadに搭載され、新MacBook Proへの搭載は確実視され（新iMacにも搭載される可能性が大きいとなれば）MacBook Airに搭載されない理由は見つかりません。
また、Appleはすでに明らかにされているように電源管理の最適化に取り組んでおり、MacBook Airでは、バッテリー持続時間の延長が期待されています。
9 to 5 Macは、MacBook AirへのUSB3.0搭載については確認できていないとしています。
AppleInsiderが、新MacBook AirにGenesys Logic製USB 3.0カードリーダー・コントローラチップが搭載されると報じています。
MacBook AirにIvy Bridgeプロセッサが踏査されたことにより、汎用的で高速インターフェイスのUSB3.0を搭載できるようになります。
MacBook Airのリリース時期は噂のよるとMacBook Proと同様の6月です。
Digitimesによると、上流のサプライチェーンからの情報として、Appleが799ドルのMacBook Airの発売を計画しているとのことです。
現在、MacBook Airのエントリーモデルの価格は11インチモデルの999ドルです。インテルは第2世代となるultorabookに力を入れていて、699ドルでの販売を目指していることへの対応です。しかし、ultorabookは699ドルという価格を達成できない可能性もあり、そうなるとMacBook Airが俄然有利になってきます。
あくまでも噂ですから真偽は分かりませんが、人気のMacBook Airの価格を一挙に200ドルも値下げするとは考えにくいのも事実です。799ドルでの販売があり得るとしたら、昨年ラインアップから消えたMacBookが最登場するケースではないでしょうか。
文章をたくさん書いたり、画像を編集するのに際には、MacBook Airが欠かせません。もちろん、iPadも素晴らしいデバイスですが、ウェブを見ながらの執筆や素早い画像編集には、あまり向いていません。
筆者自身はブログをマメに書いているので、どこへいくのにもMacBook Airが手放せません。（正確には、MacBook Air、iPad、iPhoneの全てを手放せません）
筆者の経験上、ブログの記述においては、MacBook AirとiPadの生産性は10倍ほども違います。したがって、iPadは主に消費するデバイスとして、MacBook Airは生産と消費をするデバイスとして、その場面に向いたバイスを使用しています。
イケダハヤト氏がブログに「Macbook Airの小さい画面で高い生産性を実現する6つの方法」を掲載してます。６つのポイントが参考になります。狭いディスプレイをどう克服するかに焦点が当てられています。
１．非アクティブのアプリを非表示にする
ーCommand+Option+H
２．ドックを非表示にする
ーCommand+Option+D
３．フルスクリーンアプリを使う
４．バーチャルデスクトップを使う
５．画面を分割する補助アプリを使う
６．外部ディスプレイを使う
筆者自身、いつでもどこでも、できるだけ同じ環境で使用したくて（他のMacなしで）MacBook Airだけですべてを賄おうとしましたが、やじゃりディスプレイの狭さで作業効率が上がらない場面があります。
ストレスを最小限にしようと思えば、自宅やオフィスでは上の6番目のポイント、外部ディスプレイ→Thunderboltディスプレイを使うのがベターだと思います。
Thunderboltディスプレイは84,800円とちょっとお高いですが、MacBook Airへの電源供給もできて、スリープ状態で接続すると自動認識でMacBook Airの解像度が切り替わるのでとても便利です。
要するにMacBook Airのウィークポイントはディスプレイの狭さですから、Thunderboltはディスプレイを接続するとほとんどの問題が解決されます。何しろ27インチディスプレイですから、2つのブラウザを並べて立ち上げることができ、効率的に作業をこなすことができます。
よほどCPUに負担がかかる作業を強いるのでなければ、これで「いつでも、どこでもMacBook Air（＋iPhoneとiPad）」の快適Appleライフが送れます。
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