モバイル林檎ニュース: iOS

2011/06/08

iPhone・iPadのApp Storeに「購入済み」ボタン追加！iCloudの先取りです。

iPhone、iPad 2ユーザーにとってiCloudですが、その機能の一部が早くもApp Storeに実装され、過去に購入したアプリの一覧を表示できるようになりました。

Appleはニュースリリースで以下のようなアナウンスを行っています。

App Store™やiBookstore℠で購入したiOSアプリケーションや書籍が、それらの購入に使用したデバイス上だけでなく、ユーザのデバイスすべてにダウンロードできるようになりました。また、App StoreとiBookstoreでは自分の購入履歴を確認することもでき、iCloudアイコンをタップするだけで、すでに購入したアプリケーションや書籍を追加費用なしでお持ちのiOSデバイス（最大10台）にダウンロードできます。

今までも再ダウンロードはできたのですが、一覧で見ることができるようになり便利になりました。特に書籍アプリなどは、ユニバーサルアプリとしてiPhoneとiPadの両方に対応しているものが多いのですが、アプリを購入した後、もう一方のデバイスでダウンロードする際に、本当に無料なのかどうか、購入手続き後でないと無料で再ダウンロードできるという内容のメッセージが表示されず、事前に確認できませんでした。

それが今回の修正で解消されるのですから大歓迎です。

iPadではApp Storeの下にボタンが追加されました。すでに購入しているが、現在、デバイスにインストールしていないアプリには雲マークが付きます。（それをタップするとダウンロードできます）

iPhoneでは下のような感じです。

iPhoneとiPad 2の両方に対応するユニバーサルアプリならば、どちらか一方で購入すれば、もう一方のApp Storeで同じアプリが表示されます。

それを自動的にインストールできるよう設定するには、「設定」→「Store」画面を開きApp、ブックの所をオンにします。これはiPhoneもiPadも同様の設定です。

私の場合、自動ダウンロードにするとデバイスがアプリで一杯になるのでオンにしていません。

2011/06/08 21:23:59 | iOS

2011/06/07

【WWDC情報】iOS5を使い始めると、Appleのハニートラップから抜けられない!?　新機能200以上追加！

iOSは期待どおりの大幅なバージョンアップとなりました。リリースは秋の予定で、iPhoneの新バージョンと同時リリースが予想されます。

予告のとおりEngadgetさんが速報を伝えてくれました。新機能は以下の通りです。

通知機能の改善
ニューススタンド：新聞や雑誌のアプリをまとめて管理、バックグラウンドで自動更新。
Twitter統合：カメラアプリからの写真共有、地図アプリからの位置共有、Safariからのウェブページ共有など、さまざまな場面でTwitterへの投稿に対応。アドレス帳とも同期。
Safari：ようやくのタブ機能、ウェブページから記事本文だけ抜き出すSafariリーダー、あとで読むを端末間で共有できる「Reading List」機能など。
リマインダ：ToDo管理アプリ。iCal形式で端末間で同期。
カメラ：ロック画面からそのまま起動、ボリュームボタンで撮影、ピンチズーム、AE/AFロック、切り抜き・回転などの編集機能も搭載。
メール：リッチテキスト入力（ボールドやイタリックなど）、インデント操作、アドレスのドラッグ&ドロップ操作、未読フラグ、S/MIME対応。単語をタップして利用できるビルトイン辞書や、左右に分割できる新ソフトウェアキーボードはメールアプリに限らず利用できます

→Engadget

Engadgetさんの速報にコメントをつけてまとめてみました。

◯通知機能の改善はAndroidに遅れをとっていた機能でした。今回、予想通りNotification Centerでまとめられました。

標準画面（通常のアイコンが並んでいる画面）で上部のステータスバーをドラッグするとメール、Todo、天気、株価などすべての通知が現れます。

これは便利そうですね。

◯新機能のニューススタンドは定期購読している新聞や雑誌を自動更新してくれますから、いざというときすぐに最新のものが読めますね。

◯Twitter統合ではOSにTwitter連携機能が組み込まれました。写真の共有、地図から位置の共有、ウェブページの共有など、特に別アプリを使わなくても簡単にTwitterに投稿できるようになりました。

Tweetフリークにとって、かなり便利そうですね。Tweetしちゃいそうです。

◯Safariがやっとタブ機能をサポートしました。加えてInstapaperなどで便利だったテキスト部分を抜き出し後で読む機能が追加されました。（Reading List機能）

◯リマインダは複数のiOSデバイス間で、Todoやカレンダーを同期出来る機能です。iPhoneとiPadを持っている人は情報を共有できてとても便利です。

◯カメラがロック画面から使えるようになって、すぐに撮影できるようになりました。今まではロックを解除して、カメラアプリを立ち上げてでしたから、被写体を逃すことがありましたが、これで安心です。

ボリュームボタンがシャッターになるんですね。それにやっとAFロックが搭載されましたね。それに写真の切り抜きや回転など簡単な編集ができるようにまりました。

◯メール機能のアップは、メールを多用する人にはありがたいですね。ボールドやイタリック文字が使えるようになりますし、インデント機能も対応です。新搭載のアドレスをドラッグ％ドロップできる機能は何でしょう？

他にもメッセージにフラグを立て印をつけたり、全文検索も可能になりました。S/MIME（暗号化）にも対応です。

OS XのようにOS組み込み辞書が利用できます。（英和辞書がサポートされるかどうかは不明です）

キーボード分割というのもありますが、指先が尖っていて器用でないと難しいかも？

◯PCフリーは、ユーザー待望の機能で、MacやPCなしで初期設定、OSをアップグレードできるようになりました。今までのOSアップグレードでは巨大なサイズのファイルをダウンロードしていましたが、これからは差分のみのダウンロードとなり、ファイルが小型化されます。これでやっとAndroidに追いつきましたね。

◯GameCenterも機能アップで、GameCenterからアプリをダウンロードできるようになりました。その他にもフレンド機能やオススメ機能が新機能が追加されています。

◯iMessageも新機能です。要するにAppleが用意したSMS / MMSです。便利なのはすべてのiOSでデバイスでメッセージが同期することです。iPhoneで打ちにくいと思ったら、iPadでメッセージを送ることができますし、そのメッセージはiPhoneにも反映されます。もちろんその逆の使用もOKです。