SoftBankは4月に今年中に全ての携帯電話で、緊急地震速報が受信できるようにすると言っていましたが、iPhoneだけは「ゆれくるコール” for iPhone」というアプリで対応するとのアナウンスでした。
でも、開発者向けのiOS 5 beta 6 に緊急地震速報の切り替えスイッチが見つかりました。
場所は「設定」→「通知」の一番下です。
たぶん水面下でSoftBankがAppleに働きかけて実装するという運びになったのでしょう。SoftBankは絵文字搭載でも頑張りましたから、今回もお手柄ですね。
ちなみにiPadの3G版に速報ボタンがあるかどうかは未確認です。（当然ですがWi-Fi版にはありません）
昨夜（今日の午前２時頃）、ベッドに入ってiPhoneでネットを見ていたら、iOS 5のbeta 6がダウンロード可能になったとのアナウンス。でも、眠さに抵抗できずに眠ってしまいました。
結局、beta 6をインストールしたのは今晩でした。ちょっと使ってみると、写真のアルバムやフォトストリームで写真が表示されないというバグが完全に治っていました。フォトストリームはiOS 5とiCloudのウリの機能で、クラウド上にiPhoneやiPadで撮影した写真をアップ（自動）して、共有するというもの。
最終的に必要な写真は、iPhoneやiPadのアルバムに保存するか、MacのiPhoteでストレージに保存するということになります。（フォトストリーム上の写真はアップされてから３０日で消滅します）
また、iCloudへiPhoneやiPadのデータバックアップ機能が若干ですが、安定しました。（iPadでは、２回ほど失敗しました）
ただ、このバックアップデータは、ベータテスト中は削除される可能性がありますから、MacやPCと接続してバックアップをとった方が安全です。（正式運用時にiCloudのデータが引き継がれるのかどうか不明）
iPhoneの発売は10月７日と言われていますから、量産体制を考えると、もうそろそろ安定させないといけない時期に来ていますね。
マイiPad 2内のアプリのアップデートリストを見ていたら、早くもiOS 5に対応したアプリの登場です。
新型iPhoneと同時に9月に公開されると見られていたiOS 5ですが、iPhoneの発売が10月にずれ込むという噂があるので、公開時期が分からなくなってきました。
でも、iOS 5のbetaテストは順調に進んでいますから、公開間近なのは確かですね。
AppleがiCloud対応のWebアプリケーションを開発者向けに公開しました。アドレスブック・Mail＿カレンダーなど、現在のiPadアプリにそっくりのデザインです。
OS X Lionの公開でも感じたのですが、AppleはiOSデバイスで培った技術だけでなく、デザインについても、iOS以外への活用を進めています。
ユーザーにとってはインターフェイスが統一化されるので、非常に使いやすくなるメリットがありますし、Appleにとってもデザインの統一化は開発コストの圧縮につながりますから、メリットが大きいと思われます。
でも、デザインが統一化されると同時にAirのようにSSD搭載で起動が高速になると、iOSとOS Xの区別が曖昧になりそうです。将来的には統一されるのかもしれませんね。（もとは一緒ですから）
TecWaveがFirefoxブラウザをリリースしているThe Mozilla Foundationが新しいモバイル用のOSの開発を計画していることを報じてます。
特定企業の影響を受けないオープンソースのOSということですから、明らかにGoogleのAndroidを意識したものだと思われます。
Android自体はLinuxベースのオープンソースを利用して開発されたOSですから、ソースコードは公開されています。今回はこれを利用して新たなOSが開発されるということです。
現在市場は、大きくはiPhoneとiPadのiOSとAndroidのに二分されている状況です。（BlackBerry、Windows Phoneは少数派になっています）スマートフォンメーカにとっては、（iOSは公開されていないことから）Androidしか選択できない状況よりも、複数のOSの中から選択できる方が、一企業の影響をモロに受けなくて助かるでしょう。
新OSの開発方法は、これまでのFirefoxと同様、世界中の開発者が協力して作り上げていくようになるでしょう。結果的にバグのつぶしも早く、かなり早い時期に完成度の高いOSになることは確実でです。
思わぬライバルの登場で、オープンソース陣営のGoogleがさらにAndroidを進化させるようパワーアップしてくるかもしれませんね。
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