昨夜、Mountain LionのリリースとともにSafari 6がLion対応版がリリースされました。しかし、当然公開されると見られていたWindows版のダウンロードページは公開されず、Widdows版のダウンロードは、旧バージョン「Safari 5.1.7 for Windows」がサポートページでダウンロードできるのみです。
Appleは、今後、Windows版をリリースせずにMac版の開発に資源を集中するつもりなのかもしれません。OS X Mountain Lionの新機能を見れば分かるとおり、AppleはiOSデバイスとの統合的な運用を目指しています。
スマートフォン、タブレット、パソコンのすべてをApple製品で囲い込む作戦です。
iPhoneやiPadの爆発的な売れ行きによる相乗効果でMacの販売も絶好調です。iOSデバイスユーザーの中にWindowsユーザーも多いと思いますが、今回のWindows版Safariをリリースしないという決断によって、(フルでiCloud機能を使いたいというユーザーが)WindowsからMacへ移行するかもしれません。
Appleは、開発資源を集中させるということと同時にさらなる囲い込みを目指しているようです。
Safari 6には、統合されたスマート検索フィールド、タブビュー、共有機能、オフラインのリーディングリスト、中国向けにBaidu、Sina Weiboをサポートなど多くの新機能が搭載されています。
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