先日、Appleはアメリカ国内の「EPEAT(電気製品環境評価ツール)」に製品を提出しないと表明し、ユーザーからの批判を浴びることになりました。大きかったのは、サンフランシスコ市などの官公庁が、今後Apple製品を購入しないと表明したことです。
結局、Appleは昨日、上級副社長のボブマンスフィールドがユーザーに対する謝罪文をサイトに掲載し、「EPEAT(電気製品環境評価ツール)」の評価を再び受けることになりました、
さっそく、「EPEAT(電気製品環境評価ツール)」のサイトにはMacBook Pro Retinaディスプレイモデルについて、ゴールド評価が掲載されています。
これについていぶかしく思ったのは筆者だけではなかったようです。なぜなら、EPEATによる評価を受けないと判断したのは、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルが手作業で分解できないため、EPEATの基準に合致しないと判断したからでは?
the Electronics TakeBack CoalitionのBarbara Kyle氏によると、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、まだレビューが掲載されておらず、EPEATの評価を受けていない段階とのことです。製造者が製品を提出すると、まず(ゴールドで)サイトに掲載され、正式評価後に正式なランク(レイティング)になると述べています。(Fortune、MacRumors経由)
従って、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、バッテリーがのり付けされているため、EPEATの基準に合致しない可能性があり、評価が変更されるかもしれません。ひょっとすると、基準に合致せずに取り下げられる可能性さえあります。
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