9 to 5 Macによると、現在のiPad(10インチサイズ)は9才の子どもが使うには、大きく、重いとして、iPad miniが子どもを対象とした教育市場に向いているとしています。
ジョブズ氏は、かつて7インチのタブレットについて画面が小さいので、指を削らないと使えないという趣旨の発言をして、発売を否定しました。
しかし、ジョブズ氏の発言は指が細くて小さい子どもを対象とした話ではありませんでしたから、子どもを対象とするならば事情が違ってきます。
Appleが力を入れている教育市場で普及させるには200ドル〜299ドルとも言われるiPad miniの価格は魅力的です。(アメリカの教育市場で普及させるには399ドルのiPad 2でも高いとされています)
また、iPad miniはテレビ用のリモコンとして活躍するかもしれません。その手頃な大きさが、Apple TVを利用したAirPlayによって、コンテンツを再生するのに向いているようです。現在のiPadもこの用途に使えますが、リモコンとして利用するには大きすぎます。7インチのタブレットであれば楽に片手で持つことができます。(Appleが新テレビを発売すれば、もっとフィットしますね)
ほかにiPad miniは、iPadと違って、複数のカラーが用意されるかもしれません。理由の一つとして、iPad miniは低コスト化のためにプラスティックのボディとなる可能性があるからです。アルミと違って、プラスティック素材ならばカラー化しやすくなります。
価格については、200ドルの可能性がありますが、サービス体制を充実させているAppleにとっては、きつい金額です。
さて、どうなるのでしょうか?
追記
iPad miniは電子書籍リーダーとしても向いています。現行iPadは重すぎて、長時間の読書では、手が疲れてしまいます。
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