Elezeaに企業マーケットへの浸透戦略につての記事が掲載されています。その戦略はMicrosoftとは対照的です。Microsoftは、もともと企業に向けてWindowsを販売してきました。
決してWindowsは個人向けにデザインされたものではありません。
従ってWindowsは企業から、家庭や個人へ広がっていきました。
しかし、Appleは正反対です。家庭や個人から企業へと広がっています。まず、iPhoneやiPadが個人に広まり、それを気に入った個人が会社への導入を推し進めています。
Microsoftにとってやっかいなのは、Apple製品の企業への浸透は、幹部によって推し進められていいるのではないことです。それこそ草の根レベルなのです。
そう見ていくと、これから当分の間はAppleの時代が続く可能性が大です。巨像Microsoftはその生い立ち故に苦しんでいます。(ただし、実際の財務状況が悪いわけではありません)
ユーザーにとって、WindowsのMicrosoft製品は華(はな)がないような気がします。Microsoftもタブレットの発売や、Windows 8によって路線を修正し始めていますが、家庭側に寄りすぎると、今までWindowsに慣れ親しんできた企業内のIT部門が不満を主張するはずです。
ジレンマ状態ですね。
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