7月発売のOS X Mountain Lionで搭載されるPower Nap。これは、Macがスリープ状態になっている時でも、必要なファイルを自動ダウンロードしてくれるというありがたい機能です。
これまでは、Macが起動している間しかダウンロード操作はできなかったので、作業効率の低下は免れませんでした。しかし、今回、以下のアプリにおいて自動ダウンロードがサポートされます。
Power Napの対象はMail、連絡先、カレンダー、リマインダー、メモ、フォトストリーム、「Macを探す」、Documents in the Cloud。電源接続時には、ソフトウェアアップデートもダウンロードして、Time Machineでバックアップもサポートされます。
さて、この秋にリリース予定のiOS 6においては、Power Napと同様の機能がどの程度サポートされるでしょうか?
iMoreによると、iOS 6でiTunesアプリから分離独立する予定のPodcastアプリが、バックグラウンドでの自動ダウンロードをサポートする計画があることを聞いたそうです。ということは、現在、iCloudへのバックアップが(電源接続時という条件下で)スリープ中に実行されていると同様に、Podcastの自動ダウンロードが行われるようになるかもしれません。
今回、OS X Mountain LionでPower Napがサポートされたと言うことは、いずれiOSに同等の機能が取り込まれる可能性は大きいと言えます。そうすることによって、「いつでも使いたいときに、最新の情報にアクセスできる」というiPhone、iPadの利便性が、さらに向上します。
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