すでに多くのメディアで報じられているとおり、GoogleがMaps APIの利用料を引き下げました。
これは開発者の反発を受けると同時に、開発者がフリーのOpenStreetMapに乗り換えているためです。(TechCrunch)
Googleは、無料でユーザーを増やし、ユーザーが増えたところで有料化というのですから、ユーザーの離反を招くはずです。有料化の対象は1日25000回以上の地図ロードが90日以上続くアプリの開発元で、全体の0.35パーセントと限られているとのことすが、このようなことをされると、課金されないレベルのユーザーでも、Googleが今後何を要求してくるか分からないとの不信感を持ち、離反するのはある意味当然です。
今回の価格改定で、今までの1000回ロードで4ドルの課金を8分の1の50セントに大幅値下げしました。Google側が、ロード数が超えている開発者と連絡をとって対応を相談するとのソフトな態度をとっているのも、いかに開発者の離反しているかを物語っています。
Google側にもマップの管理や開発に関する支出が膨大になっているための有料化だとの言い分があるでしょうが、課金の仕方が、後出しジャンケンなのは、いただけませんね。
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