アメリカのメイン州オーバーン学区の幼稚園でiPadを使用して幼稚園児の読み書き能力を高める試みが行われました。(9 to 5 Mac)
16のクラスに16台のiPadを与えて9週間、iPadを使って読み書き能力を高める教育を行いました。234人の幼稚園児のうち137名の幼稚園児にはiPadを使わずに従来の方法で読み書きを教え、9週間後、iPadを使った129人の園児と識字テストによって比較を行いました。
その結果明らかにiPadを使った園児の方が識字テストで優れていました。要因の一つとして、iPadがインタラクティブであり、園児のニーズに対してすぐに反応し、幼稚園児の学習意欲を高めたことが挙げられます。また、教師がアプリをカスタマイズできるので、子供たちのニーズに合わせた教育ができることも大きなメリットです。
AppleはiPadを教育分野に普及させようとしています。1月にはiBooks Authorをリリースして教科書分野に殴りこみをかけました。少なくともiPadはインタラクティブな環境を提供するので、子供たちの学習意欲をそそることは確かなようです。
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