先日、Mac App StoreでAppleがリリースするプロ仕様の音楽アプリLogic Pro 9が17,000円という破格の値段で販売開始されました。約3分の1に値下げするという大幅な価格改定です。
6月にはFinal Cut Pro Xも約3分の1の35,000円に値下げし、その後Mac App Storeで26,000円で販売されています。これを見るとAppleはアプリの低価格化路線を積極的に推し進めているように見えます。
要するにAppleはハードウェアを販売することがメインの企業であるため、高品質のアプリを低下化することによって、ハードの売上を促進したい考えです。
それに比べてMicrosoftはソフトウェア企業です。売上の中心はWindowsとOfficeですが、近頃の動きを見ているとプラットフォームにこだわらず、ソフトを売っていこうという方針のようです。
特に最近のiOSアプリのリリースで、そのあたりが顕著になりました。自社クラウドのWindows Liveを使ったノートアプリ、OneNoteのiPad対応版リリースはその意欲の表れかもしれません。自社のプラットフォームにこだわるのではなくライバルのiOSでも売れるならば、アプリを売っていこうという路線です。
「気になる、記になる」さんのサイトでも「Microsoft、2012年にはiOSやAndroid向けに更に多くの生産性製品をリリースか?!」ということで、Office 365のシニアディレクターであるTom Rizzo氏の話を紹介し、Microsoftが他社のプラットフォーム向けのアプリを積極的にリリースしていくのではないかとしています。
そうなると近い将来、iOS版のOfficeがリリースされ、iCloudに対応ということも可能性として出てきました。
今後、AppleファンもMicrosoftの動きに目が話せませんね。(^^♪
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