Appleは、10月末に開始すると予告していたiCloudのiTunes Matchサービスを、約2週間遅れで提供開始しました。(11月14日PST)(当面アメリカ国内で利用可能、日本での提供開始日は未定)
これに合わせて、サービスを利用するために必要となるiTunes 10.5.1をリリースしました。
iTunes MatchはMacやPC内にある音楽ファイルを検索し、Appleが持つ2000万曲以上のライブラリと照合し、マッチするものはクラウド上にアップロードすることなく、(クラウド上でApple側から提供されるストリーミングを)各デバイスから聴取可能になるという画期的なサービスです。(過去にiTunesストアから購入した曲もアップロードする必要がありません)
従ってユーザーは、ライブラリと一致しない曲のみをクラウドにアップロードすればよいので、手間が大幅に省けます。また、ライブラリと一致する曲は256 KbpsのAAC、DRMフリーの高品質で提供されます。
利用には年間24.99ドル必要ですが、音楽ファンには注目のサービスです。
日本国内でのサービス提供開始日は明らかにされていませんが、現在、Appleは著作権を管理するレコード会社と交渉中のようです。
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