先日、北京で開催されたMacworld ASIAにおいて、中国のキャリアであるチャイナ・ユニコム(China Unicom)の研究所副所長、黄文良氏がiPhone 5について、W-CDMAの高速データ通信の拡張規格「HSPA+」(21Mbps)対応との説明を行ったことが話題になりました。(Macお宝鑑定団)
「HSPA+」はLTE・第4世代のデータ通までのつなぎとされている3.5世代の通信規格で、日本国内で対応しているのはSoftBankとイーモバイルです。
9月29日のSoftBankのアンドロイド携帯の発表において、「HSPA+」への対応が発表されましたから、すでに本サイトを含めた多くのブログメディアで報じられているとおり、SoftBankはau対抗策の切り札として「HSPA+」を導入する可能性があります。
iPhone 5をめぐる熾烈な戦いは、回線に余裕のあるauはデザリングを導入する可能性があり、 守る側のSoftBankは「HSPA+」を導入する可能性が高いといえます。
さらにSoftBankに隠し玉があるとすれば、9月29日の新製品発表会で孫社長が質疑応答の中で、記者の質問に対してHSPA+対応のAQUOS PHONE 104SHがデザリングの対応を検討しているとの発言がありましたから、ひょっとするとiPhone 5においてHSPA+のデザリング対応があるかもしれません。
10月5日、午前10時からの日本国内でのiPhone 5の発表が楽しみです。
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