［iOS 5とiCloud］iPhone・iPadのSafariが機能アップでとても使いやすくなった。

iPhoneやiPadにおける定番アプリの一つがSafariです。OSがiOS 5になり、標準搭載のSafariが大幅に改良され、使いやすくなりました。

 便利な新機能は「リーダー」「リーディングリスト」「タブ」（タブはiPadのみ）「リーディングリスト、ブックマークの同期」で、使う機会の多いSafariの改良はユーザーにとって大きなメリットをもたらします。

iPadの画面（タブも使えるようになり、操作しやすくなりました）

 

以下に主な新機能を解説します。

[リーダー]

リーダー機能としてアドレスバーの中に「リーダー」というボタンが表示されるようになりました。このボタンを押すと、ウェブサイト上の広告など、余分な情報が取り払われて、ほぼメインの写真と記事だけになります。特にiPhoneでPC用のサイトにアクセスした際に見やすくなり便利です。

【リーディングリスト】

記事を後で読みたい時に、サイト名・アドレス・記事の先頭部分をクリップしておけるのが「リーディングリスト」です。ブックマークへの登録と使い分けると便利に活用できます。

Safariの下部にあるこれまでの「メールで送信」（矢印のアレです）ボタンをタップすると「リーディングリストに追加」ボタンが現れます。登録したいサイトでこの画面を開き「追加」すればOKです。

「リーディングリストを読む場合は「ブックマーク」ボタンをタップします。すると一番上に「リーディングリスト」が現れます。これをタップするとリストを見ることができます。

見たい記事をタップすると、そのサイトが表示されます。

［ブックマーク・リーディンリストの同期］

同じアカウントで管理されているiOSデバイス（iPhone・iPad・iPod touch）のブックマークやリーディングリストは自動で同期します。（何も操作する必要はありません）

上の２つの画像はiPhoneとiPadです。自動で同期するので同じ順番でブックマークが並んでいます。試しにiPadでブックマークの並び順を変えてみましたが、すぐにiPhoneのブックマークの順番も変わります。（同期ボタンを押す必要がないのがAppleらしいですね）

※MacのSafariとも同期します。（Macユーザーにはとても便利です。）

［Twitter］

TwitterがOSレベルでのサポートになりました。さきほどの画面の「リーディングリストに追加」の３つ下に新しく「ツイード」ボタンが加わっています。

［タブブラウザ］

やっとiPadのSafariでタブが使えるようになり、複数のサイトを開いた際の切り替えがスムーズになりました。（画面の狭いiPhoneは従来のままです）

このようにiOSデバイスのSafariはかなりの進化を遂げました。特にiCloudとの連携がiOS 5に組み込まれたので、他のiOSデバイスやMacとの情報連携がやりやすくなりました。

→iOS 5（Apple）

→iCloud（Apple）