BLOGOSで『「汎用タブレット市場」はそもそも存在するのか?』(中島聡)の記事が出ていました。
「ふむ、ふむ」と思ったので、リンクを張っておきます。
→汎用タブレット市場」はそもそも存在するのか?
すでに人々の脳裏には「タブレット=iPad」という図式が刻み込まれてしまっているのは確かです。私の周りでも、iPadを持っていたり、買おうかという人はいても、Android系のタブレットを持っていたり、購入を検討している人はいません。
それが市場で先行したものの強みなのでしょうが、どうもそれだけではないような気がします。
やはり大きいのはブランドイメージやデザインの良さ、使いやすさではないでしょうか。iPadは、普通のパソコンのように過去の資産を利用するとか、ソフトの継続性とかをあまり問われないジャンルの製品です。
それはiPadが主にコンテンツを作り出すデバイスではなく、消費するデバイスだからというのが大きな理由です。従ってWindowsとの互換性をあまり考える必要がありません。多少意識するとしたら、プレインテキストの文字コードの違いとか、標準アプリではH.264形式の動画しか再生できないことでしょう。(有料アプリを入れればWMV形式の動画再生も可能です)
自然の成り行きで、人々はより完成度が高い上に、広く認知されているiPadを購入することになります。今のところ他のタブレットを購入する理由が見つからないのです。
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