以前にデルタ航空がパイロットにiPadを配布したというニュースが流れましたが、今回は世界一の航空会社のユナイテッド・コンチネンタル航空が11,000台のiPadをパイロットに配布するというニュースです。
パイロットがフライトに持参するバッグの中には、操作マニュアル、フライトのチェックリスト、リファレンス、飛行日誌、気象情報などが紙の塊が詰まっています。
重量は、およそ18㎏と非常に重たく、これをiPadでの情報提供に切り替えると約0.7㎏と信じられないくらい軽くなります。また操縦室はペーパーレスになり、パイロットはiPadのディスプレイを指でなぞることによって、リアルタイムで情報を取り出すことができますから、パイロットにとっとっては持ち運びが楽になるだけでなく、情報を取り出す際の利便性が向上します。
iPadの導入で飛行機に重いバッグを持ち込む必要がなくなると、塵も積もれば山となるではないですが、燃料消費と二酸化炭素の排出を抑えることができますね。
でも、ちょっと心配なのはiPadに命に関わる情報を委ねてしまっていいのでしょうか。もしもiPadが何かの原因でクラッシュしたら?
副操縦士が持っているもう一台があるから大丈夫!?
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