iPad 2のA5プロセッサーはMotorolaのXoom(Andorid 3.0)搭載のTegra2と同様にARM Cortex-A9をベースとしたデュアルコアプロセッサーです。
両者とも最新のプロセッサーを搭載しているにも関わらず、Webページのロード比較では、はるかに(20パーセント以上)iPad 2のスピードが上回っています(上図)
原因はプロセッサーだけにあるのではなく、iPad 2ではSafariにNitro JavaScript engineを導入して表示の高速化を測っていますから、その効果が大きいとも言えます。
下の図はグラフィックのベンチマークでTechnologies' GLBenchmarkを使って比較しています。
ここでは驚くことにiPad 2がXoomの倍以上のパフォーマンスです。ディスプレイの解像度がXoomの方が1280×800と、iPad 2の1024×768であるため、単純に比較はできませんが、ユーザーの体感速度はiPad 2が優ることは間違いありません。
スペック表ではXoomの方が良く見えますが、全体のパフォマンスとしては、上手くチューニングしているiPad 2が上回るようです。
iPad 2は今のところ、パフォーマンス、価格、デザイン、iTunesを中心としたエコシステム、アプリ数など、あらゆる面でAndorid 勢より優れています。
さすがですね。
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