iPad 2の発売、おめでとうございます。
あの初代iPadの騒ぎから、早くも1年近くが経過したことに感慨を覚えます。
あまりの事前予約の多さにアメリカのみの先行発売となり、日本での発売は4月末から5月末へと延期されることになりました。
当初はAppleも予想できない売れ行きだったことが分かりますが、なぜ、それほどまでに人気が出たのでしょうか。
様々なことが言われていましたが、iPhoneの延長線上にあるデバイスであり、使用に際して抵抗感がなかったこと、デザインが優れネットブックよりスマートであること、価格が低く抑えられたことなどがあげられます。
それと同時に、AmazonのKindleなどによって電子書籍市場が定着し始めたいたことも大きかったように思います。それに比較して、日本では当初こそ騒がれましたが、その後はそれほどでもない印象だったのは、電子書籍市場が未成熟であったことがあげられます。
しかし、本年は日本でも本格的に電子ブックストアが立ち上がる年でもあります。GoogleやAmazonは今年から日本国内で電子書籍を販売することを明言しています。Appleも指をくわえて黙っていることはないでしょうから、今年こそ、日本における電子書籍元年となるかもしれません。
そのなかで、多機能なデバイスとしてiPadやAndoroidデバイスがどのような戦いを繰り広げるのか興味あるところです。Andoroid陣営はAppleのiPad2を見て、驚異を感じているようです。
iPad2にはiTunesを核としたエコシステムがあり、今までの膨大なアプリ資産があります。ハードウェアではさらに薄型にになり、魅力的になっています。スペックだけを比較すればMotorolaのXoomの方がディスプレイ解像度を含めハイスペックですが、総合力ではiPad2に劣っているようです。
そんなことを考えながら、iPad2が手元届くまで(日本国内は25日発売)、妄想の日々です。
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