iOS 4.3 betaのSDKの中でiPad2のカメラの画素数らしい情報を発見したと9 to 5 Macが報じています。
上の写真のタイトルバーにあるK94はiPad2のことを指します。下にBack Facing 1MP Photoとあります。これがどうも裏面カメラの画素数を示しているようです。
このことから、現行のiPod touchの裏面カメラと同様に1メガピクセル以下の低い画素数のカメラが搭載されるのではないかと予想されます。
もしそうならば?
ビジネスでもiPadを使おうと思っている人には、ちょっと痛い仕様です。現在、デジカメやiPhoneで撮影しカメラコネクションキットでiPadに写真を転送している人にとっては、iPad自身で撮影できるとことは、外部機器との接続の手間、メールなどでの転送の手間が省けて朗報でした。
しかし、解像度が低いと書類を撮影しても細かい文字の読み取りが難しくなって、実用性が貧しくなってきます。少なくとも実用上、2メガピクセルはないと書類などを保存用に撮影するのはキツくなります。
仮にこの報道が事実だとすれば、Appleは何を意図しているのでしょうか?
iPod touchはiPhoneへと続く入門機的な位置づけなので、iPhoneよりもスペックを落としてiPhoneへ誘導するという戦略は何とか理解できます。しかし、iPadはiPhoneとは似てはいますが別の系統の製品です。iPhoneとiPadの機能は被る部分があっても、同時並行的に使用することが想定されています。iPhoneを持てば、iPod touchが不要になる関係とは明らかに異なっています。
また、競合のAndorid系のタブレットであるGalaxy Tabは3.2メガピクセルのカメラを搭載していますから、いよいよ1メガ以下の低解像度のカメラを搭載する理由が分かりません。
普通に考えると分からないので、理由を無理矢理、妄想してみます。
ヒントはiPhoneとiPod touchの関係=3G搭載と非搭載の関係です。
iPadにも3G搭載機とWiFiのみの非搭載機があります。他の違いはGPSの搭載の有無です。
分かりましたか?
私の妄想は、3G搭載機はビジネス用として高解像度の裏面カメラを搭載し、WiFiのみの機種は家庭での使用を想定して、スペックを落とし低解像度の裏面カメラを搭載します。
何となくありそうな話ですね。
妄想で終わるといいのですが・・・
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