iPadは発売当初からネットブックと比較されてきました。実際にiPadはネットブックの市場を食い荒らし、ネットブックの勢いはなくなってきました。
その理由としてiPadの6つの特徴が挙げられます。逆に言うとネットブックの改善項目とも言えます。
- バッテリー寿命
iPadのバッテリー寿命は約10時間です。公称ですから、多少控えめに見る必要があるかもしれませんが、かなりタフで画面の光量を絞れば、実際10時間は持ちそうです。(動画ばかり見なければの話ですが)
- インスタントオン
これはiOSやAndroidなどモバイル系の軽いOSの特徴ですが、多機能を犠牲にしてコンパクト化しているメリットとして、スリープ状態からの立ち上がりの速さがあります。
ノートPCのスタンバイモードから起動も、以前に比べて早くなりましたが、モバイル系のOSとは比較にまりません。
- 集中化されたソフトウェア
iPadのアプリは、事前に審査がなされているので、たとえ無料であっても動作に不安を持つことが少ないのがメリットです。また、もうひとつ大きいのが、アプリのアップデートが非常に簡単なことです。ユーザーが意識しなくてもiOSがApp Storeをチェックしてくれます。もしインストールしてるアプリのアップデート情報があれば自動的に知らせてくれます。アップデートも非常に簡単で、アップデート作業で悩まされることはありません。
- シンプルなユーザーはインタフェイス
iPadに限らずAppleの製品はミニマルデザインを採用し、非常にシンプルなデザインが特徴です。それはユーザーインターフェイスにも表れていて、iPadやiPhoneでは、ほとんどマニュアルを見なくても直感的に使えます。iPhoneが採用しているアイコンを並べたインターフェイスは、今やAndroid系デバイスでも採用されています。
- コンテンツ消費
iPadでは映画をiTunesからダウンロードできますし、画面が美しくWebブラウジングだって快適です。他にも音楽もダウンロードできますし、電子書籍も読めます。PCやMacのように複雑な作業はできませんが、コンテンツを消費するための機能は使いやすく充実しています。
- サイズ
ネットブックやノートパソコンは結構厚みがあり、重量も1kg以上あるので気軽に持ち歩くというわけにはいきません。AC電源コードを持参するならば、なおさらです。
それに比べてiPadは薄く、ネットブックに比べると軽いので、持ち運びに抵抗感がありません。
参考:ZDNet
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