次期iPadの噂がネットを駆け巡っています。最近のAppleは、かなりインパクトのある製品を立て続けに発売していますから、ユーザーの妄想が広がっていくのは仕方がありません。でも、噂話はあくまでもアメリカでのお話です。日本ではiPadの良さがまだまだ理解されていないので、アメリカほど盛り上がっていません。
次期iPadの噂の内容はハードウェアに関することと発売時期に関することです。ハードについてはカメラ・USBポートの搭載とディスプレイサイズについてです。発売時期については年内のホリデーシーズンか、それとも来年の第一四半期かということです。
まず、カメラですが、Appleがテレビ電話FaceTimeに力を入れてますから、搭載は間違いありません。ただ、問題は一般写真撮影用に背面カメラが搭載されるかどうかです。
USBポートも、現在のiPadでは接続キットが別売で不便ですから、ライバルとの対抗上miniUSBポート搭載はほぼ間違いないでしょう。
問題はディスプレイの大きさです。
サムスンのGalaxy TabやRIMのPlaybookなど、相次いで7インチバージョンの発表がなされていますし、電子ブックリーダーのKindleも小型軽量化を図っていますから、競争上、Appleも7インチバージョンの開発を進めていると考えたほうが自然です。
筆者はタブレットには5インチ以下の小型サイズ。7インチクラスの中型サイズ、iPadなどの10インチ前後の大型サイズがあると思っています。小型サイズはiPhoneなどに代表されるスマートフォンで、これらのニーズは説明するまでもありません。中型サイズについては、Galaxy Tabなどで、ブラウジングはもちろんですが、手帳の代わり、片手でも持ち続けられる軽量電子ブックリーダーとして活躍します。大型サイズは、現行のiPadで自宅でゆったりとした環境でのブラウジング、電子ブックリーダーや業務でプレゼンツールとしての役割があると思います。
AppleがiPadの販売において大型サイズだけにこだわり続ける理由はありません。それよりもMacのように複数のシリーズをラインナップして市場を押さえる発想の方が自然です。
Appleはすでに7インチバージョンの開発を進めているはずです。発売時期は、他のメーカーに市場を押さえられる前と考えられますから、今年の年末までに発表があり、年末か来年早々に予約が開始される可能性が高いと考えています。
そうすれば来年春に発売が予想される9.7インチ版の次期iPadとの発売間隔を開けることができるので、影響が少なくてすみます。
妄想ですが、そのiPadシリーズの名称はiPad miniなのでしょうか?
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