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iPad 2の最大のライバル、Kindle Fireは1台販売するごとに10ドルの赤字なの？

ハードウェアのコスト分析で有名な調査会社IHS iSuppliはKindle Fireの製造コストを209.63ドルと見積もっています。

9月28日、Kindle FireはAmazonより199ドルで販売するとの衝撃の発表がありました。単純計算で1台を販売するごとに10ドルの損失ということになります。

AmazonのiPadキラーはKindle Fire! 7インチ液晶、413グラム

ついにiPadへの協力な対抗馬の出現です。「ファイアー」という言うな名前が気合の強さを表しているのかもしれません。

その決意は価格面にも表れています。当初予想されていた250ドルではなく、199ドルという戦略的な価格設定がなされています。

電子書籍リーダーとして電子書籍の膨大なストックを売りにしているだけでなく、動画や音楽鑑賞、ウェブブラウジング、クラウドの活用などをPRしてますから、iPadにとって、かなりの強敵になりそうです。

ベールに包まれてきたAmazonのKindleタブレットが９月２８日（水）に発表されそうです。

まるでAppleのようにミステリアスな（内容告知なしの）メールでの招待状がプレス関係者に届きました。

プレス・カンファレンスの開催日時は9月28日（水）東部夏時間の午前10時。

場所は、？　（投稿画像から消されています。なぜ？）

誰もがすぐにピンとくるのが、9月に発表（発売）されると噂されていたAmazonのKindleタブレットです。Kindleタブレットは、iPadを組み立てているフォックスコンが生産し、電子書籍リーダー、ミュージックプレイヤー、動画ビューワーとしての機能を持つ７インチディスプレイ搭載のタブレットと噂されています。

価格は250ドルに抑えるために、マルチタッチは採用されていないとのことですが、さて、この噂は当たりますかどうか・・・

→Cult of Mac

iOS 5のiPadとWindows 8搭載タブレットのインターフェイス比較（動画）

Windows 8タブレットのインターフェイスは、iPadのインターフェイスが発売以来ほとんど変わらない現在、かなり斬新なデザインに見えます。

おそらくiPadのインタフェースを研究し尽くした上に完成されたインターフェイスなのでしょう。特徴であるタイル型のアイコンに対しての評価は分かれると思いますが、便利なのはタイル・アイコンに各アプリの様々な情報が表示されることです。（iPad 2では各アイコンに数字しか表示することができません）

AmazonのKindleタブレットはiPadユーザーにも魅力的？

TechCrunchがAmazonのKindleタブレットのモックアップ写真を公表しました。モデルは７インチディスプレイ搭載モデルだけで、価格は250ドルとiPadの499ドルの約半額で販売されるそうです。

iPadユーザーにとっても、かなり魅力的な価格設定になっています。OSはAndroidを搭載し、あくまでもあAmazonの電子書籍や音楽などのコンテンツを利用することに主眼が置かれてます。要するに余計なものは載せずに、あくまでもKindle中心のタブレットということです。

7インチディスプレイにしたのは軽さとコンパクトさによって、iPadとの差別化を図るということだ思います。

また、「アプリが必要であれば、別途購入してくださいよ」というスタンスも分かりやすくていいですね。

iPadの強敵になることは、ほぼ間違いないでしょう。発売は11月という話です。

→TechCrunch Japan