JefferiesのアナリストPeter Misek氏は火曜日の投資家への報告書で、アジアのパネルメーカーへ(Apple・iTV生産用に)テレビ部品の出荷が始まったと述べています。(AppleInsider)
出荷された部品は偏光フィルム・フィルター、IGZO(ディスプレイ)部品で、それらはまだ少量であるとしています。
Misek氏はテレビの商業生産が始まるのは2012年の6−7月で、販売は2012年の第4四半期、初期生産台数は200ー500万台との予測です。
Pocket-lintがプラハでのSamsungのプレスイベントでサムスンのAVプロダクトマネージャーのクリス·モーズリーにインタビューを行いました。
モーズリーは、テレビ分野におけるSamsungの優位性は強く、iTVを脅威と思っていないようです。モーズリーは「AppleはSamsungにように映像分野の研究に1万人の人員を投入していない」「AppleはSamsungのような世界最高のスケーリングエンジンを持っていない」「テレビに最も重要なのは画質で、スマートさはその次だ」と述べまています。
SamsungはAppleに対して画質の結異性を強調していますが、Appleは新テレビに様々なサービスを組み込んでくるはずです。初代iTVはSamsungに追いつけないにしても、改良を加えた2代目以降のiTVに対して、Samsungが余裕の表情でいられるかどうかは分かりません。
2006年にAppleがiTV(現在のApple TV)を発表した時、英国のテレビネットワークの「iTV」から抗議を受け、「Apple TV」に名称変更して発売した経緯があります。しかし、ティム・クック体制となった現在、Appleがその名称(iTV)をAppleの新製品に使用する可能性が出てきたため、iTV側がAppleに警告文を送りました。
→MacRumors
成長著しいAppleは2006年当時に比べて大きな力を持っているため、iTV側が警戒しているのでしょう。Appleが強引にiTVという名称を使用して訴訟になったとしても、最終的には金銭で決着ということもあり得ます。(Appleがよくやる手です)
林檎1号:Appleの新製品にどんな名前がつくか楽しみですね。筆者の想像ですが、現在のApple TVの名称を変更して別の名前にし、新製品をApple TVにする可能性があるのでは?
カナダ最大の新聞the Globe and Mailが2月6日付で、Appleが発売する予定のテレビについて、カナダ国内のキャリアRogersとBellの研究所にはすでにそのプロトタイプを所有していると報じています。
Appleはパートナーとして、ワイアレス通信とブロードバンド通信の両方を行なっている事業者を探しているそうです。そこで両方を行うRogersとBellにプロトタイプが存在しているのだそうです。
Appleの新テレビのプロトタイプには、パーソナルアシスタントのSiriが搭載され、番組選択に活用されるなど視聴者の音声やジェスチャによってテレビをコントロールできます。またテレビを使ってネットサーフィン、Twitter、Facebookなどを楽しむことができます。
Jefferies & CoのアナリストPeter Misek氏が2月6日に行った顧客への報告をBloombergが取り上げています。
それによるとAppleは、まるでYouTubeのようにiPhoneやiPadで作成したビデコンテンツを視聴できるようなモデルを構築するかもしれません。また、AT&TやVerizonとのパートナーシップを通じて番組コンテンツへの権利を購入し、ユーザーに提供する可能性もあります。
ハイリスクでローリターンなのは、アップル自身が(まるでソニーやディズニーのように)オリジナルコンテンツを作り出すことでですが、可能性は低いとしています。
Misek氏は発売時期については明言しませんでした。
※ITVの名称はイギリスのテレビ局がすでに使用しています。Appleはいつものように強引な手法で名所を手に入れるのか、それとも別の名称を使うのかは分かりません。
iPhoneやiPadなどのガジェットを使って、世界中を遊び場にしましょう!
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