ディスプレイ関係の調査企業・DisplayMateのCEO、Raymond Soneira氏は、Appleがリリースすると予想されている新テレビについて、Retinaディスプレイを搭載するだろうと述べています。（Cnet）
Soneira氏は、Appleにとって重要なのは、すべての「プレミアム製品」にRetinaディスプレイを採用し、写真などの色や精度において一貫性を持たせることだと述べています。
彼は、これが新テレビにおける戦略のベースとなる考え方だと述べています。Appleは新しいiPad以降、MacBook ProのRetinaディスプレイモデルを発売し、今後も搭載モデルを増やしていくというのは、すでに既定路線となっています。
Soneira氏は、消費者は当然、Appleの新テレビにおいても、同様の再現性を求めるだろうと考えています。（そして、Appleは、きっとそれに応えるはずだと・・・。）
BGRが信頼できるソースからの情報として、AppleがWWDCにおいてApple TV用の新OS発表を計画していると報じました。
新OSは、現在のOSに比較して機能的に優れ、今後発売が見込まれているHDTV上での動作が見込まれています。
Appleは、サードパーティ製のアクセサリのために新しいAPIを公開するだろうとしています。そのAPIは、Appleのremoteアプリによってコンポーネントをコントロールすることを可能にします。
これは赤外線や物理的なコードに頼ってきたホームシアターにWi-Fiコントロールという大きな変化をもたらすだろうと考えられます。
いずれサードパーティ製のアプリやテレビに関連したアクセサリが登場するとなると、Apple製HDTVはかなり面白いデバイスになるかもしれません。
中国語の技術系情報サイト新浪科技によると、Foxconnの深セン工場で、Appleが発売する新テレビ（smart TV）の試験生産が始まったとのことです。情報ソースは明かされていません。（WantChinaTimes、AppleInsider経由）
Appleの新テレビ（iTV？)の発売は、2013年にずれ込むだろうという見方がされていましたが、試験生産開始となると、年内発売の可能性も否定できなくなります。
Appleの新テレビが注目されているのは、（先進国においては）すでに飽和状態のテレビ市場に新規参入するということです。
そのためにどのような機能を搭載し、どのような斬新なデザインになるのかということに注目が集まっています。
先日、英字新聞China Dailyによって、Foxconn（フォックスコン）会長・Terry Gou氏がiTVの製造を準備しているという趣旨の発言が報じられましたが、Foxconn側は、この発言についてサイト上で否定し、会社の方針として「顧客や自社製品についてコメントしない」としています。（The Next Web）
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Foxconnの会長が、リークを嫌うAppleの製品についてコメントしたことに強い違和感を覚えましたが、やはり報道は正確ではなかったようです。（それともオフレコ発言か）
しかし、この報道に関わらず、Foxconnがシャープの子会社を買収したことによって、そこからテレビ用液晶ディスプレイの供給を受けて、Appleの新テレビを製造するのではないかと見られています。
英字新聞China DailyがFoxconn会長・Terry Gou氏のインタビューを掲載しています。（9 to 5 Mac経由）
それによると、AppleのテレビであるiTVについて、まだ製造は始まっていないが、製造の準備は始まっていると述べています、iTVは、アルミニウムのボディで、Siri、Facetime、Foxconnとシャープが半々出資している企業のディスプレイを搭載しています。
今回のようにAppleがアナウンスする前に、製造メーカーが製品情報を漏らすことは非常に稀なことです。（通常ではあり得ません）
従ってFoxconn会長・Terry Gou氏の発言については、Appleも承知していると考えるのが自然です。今回のリークはiTVへの関心を高めるためのApple流の静かな作戦なのでしょうか？
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