現行iPadが発表があったのは、昨年の1月27日(現地時間)でした。その際にアナウンスされた当初の発売予定日は2ヵ月後の3月下旬ということでした。結局、生産の問題からiPadの発売はアメリカでは4月にズレこみ、日本では大幅に遅れて5月28日となりました。
iPadの製品サイクルがiPhoneと同じように1年サイクルだとすると、次期iPadの発売は3月下旬~4月上旬、そのための製品の発表は1月下旬~2月上旬ということになるのでしょうか。
すでにDigiTimesなどから2月に工場出荷開始など生産に関する情報が飛び交っていますから、4月上旬までに発売される可能性は非常に高いと言えます。
誰もが気になるのはiPad2のスペックです。Andorid 3.0(Honeycomb)は、新たにタブレット用として画面設計などを大胆に見直し、iPadの強敵になることは間違いありませんから、チャンピオンのiPadがどれくらい進化するのか気になるところです。
それではiPad2の噂をチェックしてみましょう。
・カメラ搭載 当確◎
FaceTime用の正面カメラと一般撮影用の裏面カメラが搭載されるという話です。iPadをビジネスに使おうと思ったときに不便だったのが、裏面カメラがないことでした。書類などを忘れないように撮影しておきたい時にはiPhoneなどで撮影し、転送するしかありませんでした。これでiPadで撮影し、メモなどを加えて保存しておけるので超便利になります。
・ボディの軽量化、薄型化 当確◎
iPadは重い! そんな不満に応えるために軽量化は必須です。ボディは3ミリ薄くなり、現在のアルミボディがカーボンファイバーになるという噂です。当然、バッテリーパックを軽くするために、省電力化が欠かせませんから、CPUもかなり進化するのではないでしょうか。
・タッチスクリーンの反射低減 当確◎
現在のiPadはフィルムを貼らなければ、反射して見にくいので当然です。
・タッチスクリーンの皮脂付着防止 当確◎
現在のiPadは使っていると指紋がついてネタベタするので改善は当然です。
・Retinaディスプレイ(網膜ディスプレイ) △
iPhone4は高解像度のRetinaディスプレイがウリですが、iPhoneのような解像度になると、現行iPadでもディスプレイは1024×768ピクセル、解像度132 ppiもありますから、解像度が高すぎて逆に困ります。従って弱干解像度を上げるか、Retinaを採用するとしたら、設定によって解像度を変更できるPCのような仕様になるのではないでしょうか。
追記→Retinaディスプレイを採用するならば、iPhoneと同じようにアプリの対応が必要ということになるのでしょうか。
・USBポート・SDスロット △
Andorid系のタブレットでは常識のmicroSDスロットやminiUSBポートですが、iPadではどうでしょうか。Androidへの対抗として搭載する可能性はありますが、デザイン重視でミニマムを好むジョブズ氏が首を縦に振るか微妙です。デザイン的にはmicroSDの方が可能性が高いような気がします。
・ワイドレンジ・スピーカー 当確◎
iPad2のケースのプロトタイプと称されるもののすべてにスピーカー用の切り込みがありますから、噂は当たっているのではないでしょうか。
・デュアルコアのCPU搭載 当確◎
Andorid 3.0系のタブレットはほぼ間違いなくデュアルコアCPU搭載です。デュアルコアならばマルチタスクがキビキビ動くようになりますし、ARMのCortex-A9を採用するNVIDIA Tegraのような省電力CPUを採用すればバッテリーも小型化できます。ARMのCortex-A8をベースにした現行iPadのA4がCortex-A9ベースのCPUに進化するのは間違いないでしょう。
・ディスプレイ・サイズの変更(ボディサイズの大幅な変更) ×
7インチサイズのiPadを期待する人は多いのですが、ジョブズ氏は7インチタブレットは小さすぎると否定しています。それからすると大幅な変更はないと思いますが、iPad2の売れ行き次第では、早期投入があり得るかもしれません。
・ボディ形状の変更 当確◎
現行の丸みを帯びた裏面からよりフラットな裏面の変更されるという噂もほぼ当確でしょう。
・メモリ ◎◯
本体メモリが512MBから1GBに増加するのは確実。ストレージについても現行の16,32,64GBが32,64,128GBになる可能性大。
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