ElectronicsWeeklyが、クアルコム(Qualcomm)のICチップの供給に問題があるため、iPhone 5の出荷に影響が出るかもしれないと報じています。
場合によっては、iPhone 5の発売が2013年になるかもしれないというユーザーにとっては、信じたくないニュースです。
指摘されているチップは、おそらくクアルコムのベースバンド・チップの「MDM9615」だと思われます。このチップは台湾のTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)が製造を担当すると言われています。
このチップの特徴は、28nmを採用したことにより従来の65nmプロセスよりも、かなりの省電力になることです。
iPhone 5には、第4世代通信のLTEが採用される見込みです。LTEはすでにiPad(第3世代)で採用されていますが、周波数帯の問題で北米にしか対応しておらず、ユーザーの評判が悪かったため、iPhone 5では、新ベースバンドチップの搭載が期待されています。
仮にiPhone 5の販売が2013年までずれ込むとなると、販売スケジュールを大幅に見直さねればらず、経営的にも大きな影響が出ます。従って是が非でも10月中の販売を目指して、最大限の努力を続けるはずです。
Appleなら、きっとやり遂げてくれるはずです。
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