Appleは、ユーザーのプライバシー保護のため、App Storeで提供されるアプリについて、UDID(iPhoneなどの端末に割り当てられた識別子)を使用してユーザーの利用状況などを収集することを禁止しています。(3月に該当アプリの承認を取りやめました)
しかし、UDIDにより情報収集ができなくなるとモバイル広告業界は、ユーザーの動向が把握できないため、適切な広告を打てず大打撃となります。(UDIDI禁止により広告収入が24パーセントも減少するとの記事を以前紹介しました。)
この対策として、AppleがUDIDを使用しない独自開発のトラッキングツールを提供するのではないかとWSJが報じています。
このトラッキングツールは、ユーザーのプライバシーを保護しながら、アプリの開発者にできるだけ必要な情報を提供するというバランスをとったものになりそうです。
トラッキングルールは、早ければWWDCで発表されるかもしれません。
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