データベースアプリのFileMaker Go 12 for iPad、FileMaker Go 12 for iPhoneがリリースされました。
大もとのFileMaker Proがバージョン12にアップグレードしたのにあわせてのリリースです。バージョン11→12へのアップグレードと同時にこのアプリが無料化されたのはラッキーです。
iPad版とiPhone版が別々にリリースされているので、それぞれをダウンロードする必要があります。
このアプリはFileMaker Proのデータベースにリモートアクセスしたり、iTunes経由、メールでファイルを転送しデータベースを利用します。データベースファイルの作成や修正にはFileMaker Proが必要です。
主な新機能は以下のとおりです。
- マルチタスクのサポート — ほかのアプリからデータベースアプリに戻ったとき、FileMaker Go は切り替え前と同じ場所から作業を再開できます。
- メディア統合の向上 — ビデオや音声を iPad で記録し、オブジェクトフィールドに直接追加できます。FileMaker Go から直接メディアを再生できます。
- 複数フォーマットでデータをエクスポート — Excel ワークブック(.xlsx)、コンマ区切り(.csv)、タブ区切り(.tab)、dBase(.dbf)、HTML(.htm)、Merge(.mer) といった複数の新しい形式で、FileMaker Go からデータをエクスポートできます。
- オブジェクトフィールドの強化 — FileMaker Server 12 でデータベースをホストすれば、データストレージの限界を気にせず、動画や音楽をデバイスからすぐにストリーム再生できます。
データベースを持ち歩こう
iPad からアプリにアクセスするには、次の3つの方法があります:
-FileMaker Server 12 もしくは FileMaker Pro 12 でホストされたデータベースに、LAN 経由、Wi-Fi 利用、もしくは 3G 回線で接続する。すべての変更はホストされたファイルへ自動的に反映されます。
-デスクトップやラップトップのコンピュータから、iTunes のファイル共有を使って FileMaker Go にデータベースをコピーする。
-Eメールで送ったデータベースをダウンロードして FileMaker Go で開く。
App Store → FileMaker Go 12 for iPad
App Store → FileMaker Go 12 for iPhone
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