SHAPが台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)と戦略的パートナーシップ(業務提携)を結んだことを発表しました。(米太平洋時間27日)(MacRumors)
フォックスコンはAppleの最も重要な製造パートナーです。SHARPもAppleへ高度な液晶着技術を使った製品を提供しパートナーのリストに加わる予定でしたが、立ち上げの失敗により液晶ディスプレイの提供が遅れていました。
また、SHARPは直近の決算で大幅な赤字を計上したため、投資家から将来性を不安視されていました。このような状況から、SHARPは早急に財務状況を改善し投資(資金調達)を安定化させる必要がありました。
そして、この度、両社の利害が一致し、戦略的なパートーナシップを結びタッグを組むことになりました。フォックスコンはシャープの大型液晶パネルの最大50%を調達することを決定したということですから、将来的にSHARPは海精密工業の傘下に入るかもしれません。
このパートナーシップは、Samsungへのコンポーネント依存体質からの脱却を目論むAppleにとってもメリットがあるはずです。
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