新しいiPadのモデルには大きくは2種類、Wi-FiモデルとWi-Fi+4Gモデルがあります。問題とされているのは、後者の4Gモデルです。
シドニー・モーニング・ヘラルドによると、オーストラリアの規制当局は、新しいiPadのマーケティングで使用されている「4G」の呼称が消費者の誤解を招くとして是正を求めています。(MacRumors)
オーストラリアの公正取引委員会(ACCC)は、新しいiPadが(オーストラリア国内のLTE周波数に非対応で)LTEを利用できないにも関わらず、4Gの名称を使用することは消費者の誤解を招くとして、禁止命令や罰金などの救済措置を求めるとアナウンスしています。
事情は日本も似ていて、SoftBankは新しいiPadでLTEが利用できないにも関わらず、「4G」の呼称を使用し販売を行なっています。ただし、SoftBankの場合は、7月からサポートする「3G」を発展させた高速通信のHSPA+が「4G」と呼ぶことが認められているので、ちょっと微妙です。
従って、SoftBankの「4G」使用はギリギリ、セーフということでしょうか。
最近のコメント