DIGITIMESによると、iPad(第3世代)がLTEを搭載し、今年後半に発売されるiPhoneにもLTEが搭載されることが確実なので、他のベンダーもスマートフォンのフラッグシップ機にLTEを搭載するだろうとしてます。
台湾のメーカーによると、このLTE搭載が、世界のスマートフォン販売台数の見込みである2,500ー3,000万ユニットを4,500−5,000万ユニットへと押し上げるだとうということです。
また、現在のiPadがサポートするLTEの周波数帯は北米の700MHzと2,100MHzですが、西・中央ヨーロッパとアフリカは800MHz・2,600MHz、東ヨーロッパは800MHz・1,800MHz・2,300MHz・2,600MHz、アジア太平洋は800MHz・2,100MHzというように周波数帯がバラバラで国際ローミングも容易でありません。このためにLTEチップの設計者(企業)やスマートフォンメーカーは協力してこの問題を解決する必要があります。
要するに北米以外の地域では本来の4GであるLTEはサポートされず、(SoftBankのように)HSPA+など4Gの呼称が認められている高速通信を利用することになりそうです。
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