新しいiPadの美しいRetinaディスプレイを楽しんでいる方も多いと思いますが、iPad 2から価格が据え置かれたのは、Appleの企業努力があってこそです。
IHS iSuppliが新しいiPadの製造原価を分析し公表しました。(Cnet経由)
現在継続販売されているiPad 2の価格と比較すると、最新のスペックだけあって約70ドルほど高コストになっています。(16GBWi-Fiモデル同士)
新しいiPadの部品の中で一番高いのは液晶ディスプレイで、製造原価は87ドルもします。A5Xプロセッサは23ドルとA5プロセッサに比較して9ドルほど増加しています。
また、新しいiPadのカメラユニットは5メガピクセルになり、12.35ドルでiPad 2の1メガピクセルに比べて約3倍の価格になっています。バッテリーは容量が約7割も増加しているので、これもコストが増加していますし、LTEをサポートしたチップも3Gに比較すると高コストになっています。
iPad 2は399ドルと100ドルも値下げしましたが、製造原価が安いので約150ドルの利益が出るようになっています。
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