Siri社の元CEOで、AppleによるSiri社買収後、Appleの音声認識チームの責任者となったDag Kittlaus氏が今週、スピーチの中で「ジョブズ氏はSiriという名称が好きではなかったが、ほかに良い名前を思いつかなかった」ということを明らかにしました。(AppleInsider)
Siriという名称は、ノルウェー語で、勝利に導くノルウェーの美しい女性のことを意味し、Kittlaus氏は、ノルウェーでSiriと言う名前の女性と働いたことがあり、自分の娘にもその名前を付けたかったと述べました。また、その名前の発音やスペルが簡単であるということも(企業の名称として)重要なことと考えました。
AppleはSiri社を2010年4月に2億ドル(噂)で買収したとされています。SiriはもともとApp Storeで無料のアプリとして配布され、Kittlaus氏は、その運用直後にジョブズ氏からクパチーノの自宅に呼び出されたというエピソードを紹介しました。ジョブズ氏と暖炉の前で3時間、将来のことについて語り合ったということです。
Kittlaus氏は昨年の10月、iPhone 4S発売後にAppleを退職しています。
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