Needham & CompanyのアナリストCharlie Wolf 氏によると、2011年のアメリカでのMacセールスのうち20.5%がビジネス分野での販売でした。これは1年間で34.9%という大きな伸びを示しています。
世界のビジネス分野でのMacのセールスは2.9パーセントのシェアで、2010年の第1四半期の1.3%からすると倍以上になっています。
伸びている要因として考えられるのは、Macがビジネス分野で主流のWindows環境に適応してきたことです。具体的には2006年のBootCampの登場で、MacでWindowsが利用できるようになり、 Parallels・VMWareによって仮想環境でWindowsアプリが動作するようになりました。
しかし、これらが決定的な要因ではありません。やはり大きいのはiPhoneやiPadの爆発的な普及です。これによって企業側はこれらのデバイスと企業内のIT利用環境とを統合していくことに好意的になっています。(ハロー効果によって企業のMac導入に繋がっています。)
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