Susquehanna FinanciaグループのアナリストChris Caso氏は、情報源を明かさず、iPhone 5はAndroidのディスプレイ大型化の影響で4インチディスプレイ採用すると述べています。他にも、Appleは4インチディスプレイのiPhone 5をリリースするのと平行してiPhone 4Sを販売し続けるとの予想があります。
果たして、それらの推測が真実となるでしょうか?
疑わしいと言わざるを得ません。一つは(初代iPhone開発当時、スティーズジョブズの率いる)Appleが持ちやすさ、使いやすさなどを徹底的に検討してiPhoneのサイズを決定したと考えるからです。人によって手のひらのサイズが違いますから、どのサイズが使いやすいのかをテストした上でiPhoneのボディサイズとディスプレイサイズを決定しているはずです。
そうするとiPhoneのディスプレイを大きくするとしても、ベゼル部分のサイズ、0.1〜0.2インチ程度ではないでしょうか?
もう一つの理由は、9.7インチサイズのディスプレイを登載したiPadとの関係です。iPhoneのディスプレイサイズを大きくすれば、(iPhoneを持っているので)iPadは必要ないという人が増加するのは確実です。そうなるとiPadの売上が減少してしまします。
従って、Android系のスマートフォンのようにディスプレイを大型化することは考えにくいと言わざるを得ません。仮にディスプレイの大型化があったとしても、ボディサイズを大きくしないで済む.5インチ→3.7インチ程度の変更だと考えます。
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