FAA(アメリカ連邦航空局)は、今週の金曜日からアメリカン航空がコックピット内でフライトバッグの代わりにiPadを使用することを承認しました。
今回、注目されるのは、初めて飛行のすべての段階で伝統的なフライトバッグの代わりにiPadを使用することです。
具体的には、パイロットは電子地図、デジタル飛行マニュアルとしてiPadを使用します。まず、ボーイング777で使用され、ほかの機種にも広げ飛行の安全を強化する予定です。
また、アメリカン航空だけでなく、UPSやアラスカ航空含む他の航空会社でも承認されました。
アメリカン航空では承認を受けるために6ヶ月間、大規模な試用を行い有効性を確認しました。
フライトバッグの代わりにiPadを使うことにより、飛行の際の重量を約35ポンド(約16キロ)減らすことができます。これによって120万ドルの燃料を節約できるとされています。
ほかにiPad使用のメリットして、飛行マニュアルを電子化することにより、マニュアルが変更された場合でも、(紙のマニュアルに比較して)すぐに更新できることがあげられます。
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