DigiTimes(台湾)のシニア・アナリストのJames Wan氏の分析によると、2011年の第4四半期の世界経済は、日本で起こった東日本大震災の影響でゼロ成長が見込まれるが、2012年はこの影響を受けず、成長するだろうとの見通しです。
その影響でタブレットPC市場も成長するため、デバイスの性能や価格は上昇する可能性があるとのことです。2012年における世界的なブランドのタブレットPCの出荷台数は9510万台と推測。2011ー2012年の伸び率は59パーセントを見込んでいるとのことです。
これは2010ー2011年の伸び率の188パーセントに比較すると低いですが、2010ー2011年はタブレット市場が立ち上がる時期であり、単純に比較することはできません。
おそらく、2012年の成長を引っ張るのはAmazonなどが発売するAndroi系のタブレットでしょう。iPad 3は高解像度ディスプレイ搭載や薄型化をすすめることにより、新規需要とともに初代iPadからの買い換え需要を呼び起こし、トップブランドとして君臨し続けるでしょうね。
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