アメリカのモバイル系の分析会社Flurryがアメリカの携帯ゲーム市場のシェア(売り上げベースの推計)を発表しました。(→Flurry Blog)
それによるとiPhoneなどiOS・Android系デバイスのゲーム売り上げ増(市場占有率の拡大)が著しく、ニンテンドーDS(2009年:70%→2010年:36%)とSONY PSP(2009年:11%→2011年:6%)の凋落ぶりは、酷いと言うより悲惨です。
この間、iOS・Android系デバイスの売り上げは、200年の5億ドルから19億ドルに急増しています。ゲームをするために、わざわざゲーム機とゲームを有料で購入しなければならない専用ゲーム機の限界が見えています。
特にニンテンドーは、3DSの予想外の売り上げ不振で値下げをせざるを得ないなど、携帯ゲーム機の売り上げの急減が屋台骨を揺るがしかねない状況です。
ここにも”狭い視野で”市場のニーズにばかり注目し、新しい価値を生み出せなかった日本企業の病理が出ていますね。(-_-)
最近のコメント