NTTドコモが6月17日株主総会において、辻村副社長がiPhoneでは、i-modeを実装できないため、iPhoneの提供は考えていないという趣旨の発言(宣言?)したので、誰もがドコモはAndroid系のスマートフォンでiPhoneに対抗して行くのだと思っていたら、日本経済新聞のスクープ?として、ドコモが水面下でAppleとiPhone取り扱いの交渉を進めていると報じました。(→GIGAZINE:7月8日)
iPhoneにi-modeの組み込めるのだったら、iPhoneの提供に踏み切るということではないかとGIGAZINEは報じています。AppleがOSレベルで実装させることはないでしょうから、真実はどうなっているのでしょうか?
iPhoneの取り扱いについて一国一キャリアを崩したAppleですから、ドコモさえヤル気になれば、すぐにiPhoneを販売できるはずですが、おそらくドコモはキャリア主導の日本独特の体制を維持したいのでしょうね。i-modeを捨ててAppleの軍門に下ることは国内ナンバーワン・キャリアのプライドが許さないのかも?
でも、時代は今のところAppleに微笑んでいます。そこで、Appleと水面下での交渉となるのでしょうが、ドコモはまだまだ多いi-modeユーザーを切り捨てるわけにいかないので、悩んでいるのかもしれません。
問題はi-modeがドコモ独自の閉鎖系のネットワークで、一般のネットワークとは別物であることです。それならば専用アプリをつくってiPhoneに搭載したらどうでしょう。もちろん、コンテンツの購入もアプリ内で行うため、Appleのアプリ内課金でApple税が発生しますが、新規ユーザーを獲得できるので、ドコモにとってもメリットが大きいのではないでしょうか?
でも、アプリ内でゲームを動かそうと思えば仮想化しないとダメだからAppleが認めないかもしれませんね。ドコモもそれくらいのことは考えているでしょから、色々と問題があるのでしょうね。
ドコモさん、時代は変化しているのですから、そろそろ今までのi-modeビジネスモデルを捨てて、iPhoneを発売してください。
SoftBankから乗り換えたいユーザーは山ほどいるのですから、auにiPhoneを取られる前に、なんとかAppleと手打ちをしてください。m(_ _)m
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