なぜ、アメリカで729ドルのiPad2が日本に輸入されると110000円以上もするのでしょうか?
特に最近では円高が進んでいますから、729ドル×85円=約62000円です。およそ48000円の差額ですから、ちょっと仲介業者が儲け過ぎではないかと思ってましたが、それには理由がるようです。
すべての輸入に当てはまるわけではないでしょうが、ニューヨークタイムスのレポートによると、ニューヨークではiPad2を手に入れるために、夜通しでショップ前に並ぶ転売人たちがいるようです。
その多くが中国人などの移民らしく、iPad2を2台手に入れるために一晩400ドルの賃金でショップ前に並んでいるとのことです。
400ドルは一般的に移民が手にする賃金としては高い方なので、ニューヨークの夜の寒さを我慢するだけの価値があるようです。
皮肉なことに手に入れられたiPad2は、主に転売人の故郷であり、iPad2の生産国である中国方面で高値で販売されるとのことです。
以前、舶来モバイルがiPad2の販売価格を大幅に引き上げた際に、高いと書きましたが、iPad2を手に入れるためのコストがかなりかかっているようなので仕方がないのかもしれません。
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