ついにGoogleが開発しているChrome OSを搭載したネットブック(カテゴリーから言うとスマートブック?)が登場するというニュースが、IT関係のリーク情報で有名な台湾のDigitimesのサイトに掲載されました。
Chrome OSが発表(2009年7月)されてから1年以上が経ちますから、ついに登場かというのが正直な感想です。Googleは現在Androidで攻勢をかけているので、Chrome OSは忘れ去られた存在になっていました。
Chrome OSはその名の通り、ブラウザで有名なChromeがOSとなる大胆な発想です。基本的にブラウザしかありませんから、アプリはウェブ上で動作するアプリケーションしか動作しません。従って、複雑な機能を持ったアプリは実行不可能です。
ただ、それはPCに任せればよいことで、Chrome OSは機能を絞り込んで軽快な動作を目指しています。考えて見れば、仕事以外ではウェブブラウザしか使用しない人がほとんでは?
いやいや、iTunesも使いますって!
わかりました。でも、それはiTunesがクラウドになるまで待ってください。たまに家で使うワープロにはGoogleドキュメントが使えますからご心配なく!
上の写真はイメージですけれど、昔のWindows CE搭載のSHARPテリオスを彷彿とさせますね。Chrome OSのネットブックはCPUはARM系搭載の予定ですから、使用感としては案外、テリオスに近いのかもしれません。
そうなると敵はWindows搭載のネットブックよりも即起動、即使用のiPadかもしれませんね。気になるのはネットが使えない状態での動作はどうなのかということですね。テキストエディタとして使いたい場合は、ネットに繋がっていないとGoogeドキュメントが使えないのでは問題です。
実機はエイサーから発売されるようです。
最近のコメント