ビジネス・シーンでは否が応でも英語を避けて通れない場面が増えて来ました。特にこれからはiPadやiPhone。Kindleなどのモバイル・デバイスの普及によって世界中の電子書籍がすぐに読めるようになります。これらを通じて世界の情報に触れることが、学生やビジネスマンとして当たり前の時代になってきます。
今までも日本のローカル性が問題となってきましたが、英語圏やフランス語圏以外で自国語の書籍で高等教育ができる稀有な国でした。しかし、これだけインターネットが普及し、情報の流通が早くなってくると翻訳のタイムラグが情報の価値を低下させます。従って自然科学の分野では直接、外国の情報にあたるのが常識です。それでは洋書を読むために欠かせない英和辞典(辞書)について検討してみます。今まで英語の書籍を読むために高価な電子辞書を購入していた方が多いと思いますが、iPadやiPhoneを所有していれば、わざわざ別に辞書を購入しなくても辞書アプリを購入しダウンロードすれば事足ります。
それではiPhone用の辞書アプリをチェックしてみます。
App Storeでの売筋はウィズダム英和・和英辞典やi英辞郎です。価格はiPhone版で前者が2800円、後者が1000円です。(iPad版は画面が広く見やすいですが機能はほぼ同様です)両方共、インクリメンタルサーチをサポートしていますから、一文字入力した段階でサーチを開始します。
両者の違いは、登録語数と例文の量でしょうか? 登録語数はカウントの仕方が違うので一概に比較できません。ウィズダムは見出し項目7万で、i英辞郎が登録データ175万となっています。ウィズダムは例文が多く掲載され、i英辞郎は比較的少ない状況です。しかしi英辞郎の強みは「take on」など、前置詞を伴った表現や慣用句の検索が可能です。ウィズダムではできません。他にウィズダムでは単語の発音がアプリに内蔵されています。i英辞郎にはありません。
(i英辞郎)
Twitterをするのは何かにつながっていたいからなのか?
英辞郎ならHandy英辞郎もいいですよ。
投稿情報: はな | 2010/07/24 15:32
あと、英辞郎 on the WEB for iPhoneも
投稿情報: はな | 2010/07/24 15:35
そうですね。今回は省略しましたが、今後取り上げたいと思います。
また暇なときは覗いてください。
投稿情報: Haruki_Moon | 2010/07/24 19:11