iPhoneやiPadを見ていると、ボタンなどを最小限にした「削ぎ落したデザイン」に美しさを感じずにいられません。この「削ぎ落したデザイン」は、禅や茶の湯などシンプルさを追求し、不要なものを削ぎ落していった日本文化に通じるものがあります。
Appleを発展させた大功労者であるジョブズ氏は禅の影響を受けていたと言われています。彼のポリシーはシンプルで使いやすく、美しくてワクワクするものを創り出すことでしたが、そこに日本文化のシンプルテイストを見出す人は多いのではないでしょうか。
日本にはこのようなシンプルなデザインの文化があり、最先端の技術もあるのですが、現在の日本にはそこから新しい価値を生み出すだけの力がありません。いったい、なぜなのでしょうか?
続きを読む "【オピニオン】「アリバイ作りの経営」が蔓延する今の日本には、逆立ちしてもiPhoneやiPadは作れない。" »
最近のコメント